2011年1月 東京近郊画像日誌





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1月1日  目黒区



新年明けましておめでとうございます。今年の初お目見えの甲虫は、ケヤキ樹皮下のアオツヤキノコゴミムシダマシだった
 



近所の公園で、落ち葉篩い。今日は越冬中のハムシが見つかった。まず、ニレハムシ
 



そして、ルリマルノミハムシ。どちらも、春の早い時期から活動するハムシだ
 



こんな市街地内の公園の腐葉土にも、セスジチビハネカクシが潜んでいる
 



これは、モンチビヒラタケシキスイか。クヌギの樹液でよく見かける小さなケシキスイである
 


1月2日  鎌倉市



鎌倉の妻の実家に年始で出かけた
 



その際に、鎌倉山で落ち葉篩い。まずは、小さなチビシデムシの一種(2.5mm)
 



いつもの、オチバヒメタマキノコムシ。数が多い
 



これはシリブトヒメコケムシかもしれない
 



これは・・・ヒメコケムシsp.(同定できず)
 



左は、セスジハネカクシの一種。右は、ムナビロコケムシ
 



アリヅカムシが1頭だけ出てくれた。小ひげの先端が大きく、オノヒゲアリヅカムシの一種だろう
 



上翅が茶色でツヤやかなゾウムシ。オチバゾウムシの一種らしい
 


1月8日  目黒区



近所の公園で落ち葉篩い。腐葉土層が薄いので、期待できそうにない
 



落ち葉下の常連、チビヒョウタンゾウムシ
 



コエンマムシが落ち葉の下で越冬中だった
 



大きめ(といっても7mm)のハネカクシが出たが、やはり同定できない・・・
 


1月9日  目黒区



区内の大きな緑地公園で、落ち枝叩きと落ち葉篩い
 



落ち枝叩きでは、マルヒメキノコムシが落ちた
 



そして、こんな虫も。アナムネカクホソカタムシという種のようだ。区内初採集(ただし、残念ながら死骸)
 



落ち葉篩いでは、1mmあるかないかという微小な虫が多く出る。ムクゲキノコムシの仲間らしい
 



これは、セマルハバビロハネカクシと思うが・・・
 



落ち葉下で越冬中だったヤツボシハムシがやたらに大きな虫に見える
 



これも越冬中のクロモンムクゲケシキスイ。樹木の花をスウィーピングすると時折見つかる虫だ
 


1月10日  目黒区



区内の某公園で、落ち枝叩きと落ち葉篩い。落ち枝叩きで、この場所で初めてクロツツマグソコガネが落ちてくれた
 



ケヤキの樹皮めくりで初めて見つけた、ハンノキノキクイムシ
 



落ち葉篩いでは、ヒメコケムシの仲間が出た。おそらく、シリブトヒメコケムシだろう
 



これは、クロモンキスイという種かもしれない。以前、羽毛トラップで見たことがある
 



左右がチビヒョウタンゾウムシで、真ん中がチビツチゾウムシの一種
 


1月15日  目黒区



センター試験のため大学キャンパス内に入ることができず、近所の公園へ
 



樹皮めくりでは、微小甲虫も気になり始めてきた。ムクゲキノコムシの一種?
 



上翅後端近くに1対の紋のあるヒメテントウ。前胸背にも淡色部があるため、オシマヒメテントウ?
 



久しぶりに見る、ムツボシテントウ
 



ムクノキの樹皮下に、イチモンジヒメカメノコハムシを見つけた。自己区内初採集
 


1月16日  目黒区



今日は別の近所の公園へ。ケヤキ樹皮下に今日も紋のあるテントウムシを発見
 



種の同定は難しい。フタモンクロテントウのように見えるが、紋が大きいのが気になる
 



樹皮めくるに次いで、竹林で落ち葉篩い。キクイゾウムシが出たが、これも同定できない
 



そして、赤褐色の小さな甲虫。クリイロムクゲキスイのようだ。自己初採集
 


1月21日(2010年8月11日  大田区)



昨年の画像を見直していたら、8月に大田区某公園でエリザハンミョウを撮影していたことが判明。トウキョウヒメかと勘違いしていた
 


1月22日  目黒区



近所の大学キャンパスで、朽ち木叩き。こんなフジの枯れ蔓を叩くと、
 



ツヤケシヒメホソカタムシが10頭も落ちた
 



そして、フジの朽ち木の常連、ウスモンカレキゾウムシ
 



別の朽ち木からは、カシルリオトシブミが落ちた
 



落ち葉篩いでは、シリブトヒメコケムシ?(画像左)が5頭、セスジチビハネカクシ(画像右)が4頭採れた
 



そして、久しぶりにオチバヒメタマキノコ
 



これは、クロモンキスイ。近所でも普通種のようだ
 



土壌性のアラムネヒサゴクチカクシゾウムシが数頭出た。初採集
 



ベニヘリテントウも成虫越冬
 



不思議にも、クロツツマグソコガネも落ち葉下に潜んでいた
 


1月23日  目黒区



区内の某公園で、落ち葉下の腐葉土を採取
 



これは、ハバビロハネカクシの一種
 



そして、ハスモンムクゲキスイが出た。ムクゲキスイの中では最普通種のようである
 



これはキスイムシの一種だが、同定が難しい。ウスバキスイあたりか
 


1月29日  目黒区



近所の大学キャンパスで石起こしをすると、アオガネヒメサルハムシという2mm内外の小さなハムシが越冬していた
 



落ち葉篩いでは、クモガタテントウが見つかる
 



ハネカクシは数種が出るが、なかなか同定できない
 



クロモンキスイは相変わらずよく見かける
 



落ちたコナラの実に付くのか、コクゾウムシが数頭出た。これは四つの赤い紋がはっきりした個体
 




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