5月16日 目黒区
近所の大学キャンパスの片隅に吊り下げているFIT(衝突板トラップ)に、なんとオオキイロコガネが落ちていた
オオキイロコガネは区内初採集。この個体は前肢が長いので♂である
5月18日 目黒区
最近の材箱から。クヌギ材から、オオウグイスナガタマムシ(6日)
これは羽化不全気味で展脚もままならない個体だが、ミツボシナガタマムシのようである(12日)
ホソカタムシも出ていた。ツヤケシヒメホソカタムシ(左)とハヤシヒメヒラタホソカタムシ(右)(12日)
5月19日 目黒区
朝、近所の大学キャンパスへ。活動中の赤いキイロクビナガハムシ
ハロウィンのジャック・ランタンのような、トホシテントウ
セボシジョウカイも、活動の真っ盛り
ノブドウの蔓が伸び始め、アカガネサルハムシが姿を見せる
一方、コガタルリハムシは、既に今季二世代目である
午後は、区内の別の公園へ。クヌギの若木の葉をスイーピング
空振りが多い中、コイチャコガネが1頭ネットに入る。区内初確認
これはシラケナガタマムシ。フジの葉に付くはずなのに、何故クヌギに?
マルクビクシコメツキも入る
場所を変えて、ビーティング。ホソサビキコリが落ちた。区内初確認
積み上げられた粗朶では、ヒメクロトラカミキリが運動会。他のカミキリムシは、アトモンサビくらい
さらに別の公園へ移動。アカヒゲヒラタコメツキが見つかる
シラカシの老木にいた、ヨツボシケシキスイ
同じく、コクワガタの大型の♂
5月20日 多摩川河川敷/目黒区
昼過ぎに河川敷へ。とあるカミキリムシ狙いでオニグルミをスイーピングするも、ハムシやコメツキムシのみ
ノイバラの花にいた、カタモンコガネ。見られる数は少なかった
その後、自宅近くに戻り、近所の大学キャンパスへ。ビーティングで落ちたキボシルリハムシ
フジの枯れ蔓からは、小さなヒメマキムシが落ちた。区内初確認
マメゾウムシの仲間も落ちる(未同定)
5月24 目黒区
今朝の出勤前、隣の神社の大ケヤキの葉影に・・・
例年より少し遅いが、今年もベニバハナカミキリが出始めたようだ
5月26日 目黒区
隣の神社の大ケヤキで、朝方にベニバハナカミキリを1頭確認
隣町の繁華街近くの、瀟洒なビル前の植栽
今年もルリカミキリを発見
ざっと見て、2頭確認
再び隣の神社に行き、チビケカツオブシムシを石の裏で見つける
午後は区内の某公園へ
イノコヅチの葉上で交尾する、イノコヅチカメノコハムシ
クヌギの若葉に貼り付く、ヨツボシテントウ
クヌギの若木をスイーピングすると、小さなジュウジチビシギゾウムシが入る。初採集
オオウグイスナガタマムシも数頭入る。野外初採集
とあるクヌギの根元にクロクサアリのコロニーがあり、アリの行列をじっと見ていると・・・
アリヅカムシを1頭発見。ツヤクサアリアリヅカムシである。これでアリヅカムシは目黒区内2種目。
朽ち木で産卵中のモンキゴミムシダマシ
同じ朽ち木で産卵場所を探っているのか、ヒラタハナムグリ♀も見られた
草むらで見つけたチビタマムシ。コウゾと思っていたら、マメチビタマムシのようである
5月27日 目黒区
隣の神社の大ケヤキに、今年もクロホシクチキムシが出現。黒化型の♀
近所の大学キャンパス内のFIT(衝突板トラップ)では、再びオオキイロコガネ(今回は♀)が落ちていた
5月27日 鎌倉市
妻と鎌倉へ。丘の上の林の中のカフェでくつろぐ
カフェの白い壁にいた、オバボタルのペア
これは、ムネクリイロボタル
ダイミョウセセリが日向ぼっこ
妻の実家の近所で、ビーティング採集を試みる
イチモンジハムシが多数見られた。今が活動の旬なのだろう
落ちたカミキリムシは、トガリシロオビサビカミキリのみ
これは、ムネアカキバネサルハムシという小さなハムシ
ホソクビアリモドキも数頭落ちる
スイカズラで探していると、運良く目の前に飛来した、シラハタリンゴカミキリ。自己初採集
フタホシテントウにしては、斑紋が大きい?
鎌倉山に仕掛けて既に劣化している羽毛トラップには、ヒメコブスジコガネが1頭来ていた
5月29日 目黒区
朝の出勤前、隣の神社にて。胸の赤い本来のタイプのクロホシクチキムシ♀
5月31日 目黒区
この日の朝は、クロホシクチキムシの♂(下)♀(上)が出てきた。どちらも黒化タイプ