1月1日 目黒区
謹賀新年。自宅の外塀の外側に、くしゃっと丸まった落ち葉のような蛾が止まっていた。擬態だろうか
1月2日 目黒区
隣の稲荷神社を夜に見回ってみたら、ナガヒョウホンムシがいた。新年早々、自己初採集
1月3日 目黒区
某公園で、落ち葉篩い。ニセクロオビケシマキムシ、ハスモンムクゲキスイ、不明ハネカクシ
1月4日 目黒区
今日は休暇。近所の大学キャンパス内で、ムクノキの樹皮を剥がすと・・・いつもと違うチビタマムシが居た
サシゲチビタマムシである。目黒区内初採集。ここはスダジイが多いので、少ないながらも生息しているのだ
これは、マルガタチビタマムシ。金色が綺麗なチビタマムシである
これは、マメゾウムシの一種。サイカチマメゾウムシだろうか?→ トゲハラヒラセクモゾウムシとのことです
セモンホソオオキノコも樹皮下の常連である
ハロルドヒメコクヌストも少なくない
そして、ヨツボシテントウ。いろいろな樹種に付くテントウムシだ
以下は、落ち葉篩いで得られた甲虫たち。このハネカクシは和名がないという(Ophryomedon crenatus)
ヒメアカマダラケシキスイだろう。最近新種として記載された種である。自分はこれで2頭目
比較的大きなキスイムシも出た。未同定
これは、落ち葉下の常連、クロモンキスイ
これも常連、セマルハバビロハネカクシ。ハネカクシの一種には見えない
1月6日 目黒区
某公園のケヤキの樹皮下に、いつものアカアシノミゾウムシと共に、マルムネホソヒラタムシがいた
同じくケヤキ樹皮下に、ベニモンツヤミジンムシ
コナラの根元の土を篩ったら、越冬中のナミモンコケシキスイが出てきた
同じく、樹液でよく見るデオキスイの仲間(体長4.5-5mm)。未同定
1月13日 目黒区
別の公園で、ケヤキ樹皮下に、アカアシノミゾウムシと並んでジンサンシバンムシ(右上)が居た
ヒシモンナガタマムシが樹皮下で見つかるのは、近場ではわりと珍しい
夜、自宅隣の神社の大ケヤキの根元の乾いた土で、コウセンマルケシガムシの○骸を拾った
1月19日 品川区
海岸近くの競技場とその周囲で、職場関係の駅伝大会
その周りは公園となっている。ちょっと虫探し
ケヤキとアキニレの樹皮下に、ニレノミウゾウムシが居た。自己初採集
これは比較的珍しい、ヨツモンヒメテントウだろう
ヤノナミガタチビタマムシも一つだけ見つけた
運河沿いの磯。釣りをしている人や鳥を観察している人が少なくない
日当たりが良いのだろう、オオイヌノフグリ↑やタンポポがもう咲き始めていた
石起こしをすると、スナゴミムシダマシの仲間が多数見られる
体長8.5o。前胸背の側縁の平圧部が大きいので、ヤマトスナゴミムシダマシではないだろうか
1月25日 Paris, France
パリへ出張。帰国への出発直前に、昼食を抜いてブローニュの森を散策
この日は真冬日。小川はすっかり凍っている
ケヤキがあったので、さっそく樹皮めくり
紋のあるトビハムシ(Phyllotreta striolata)(キスジノミハムシ)がいた
材起こしで見つけた、小さなハネカクシ。同定できない
同じく、大きめのハネカクシ。Pseudocypus aethiopsかな?
苔めくりをして見つけた、マルガタゴミムシの一種。未同定
1月27日 目黒区
近所の公園で、ムクノキの樹皮めくり
ナミガタチビタマムシが居た
これは、マルガタチビタマムシとヒレルクチブトゾウムシ
この公園は、何故かムツボシテントウ(右個体)が多い