2014年11月 ワシントンDC近郊画像日誌





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11月1日  Washington DC, USA



秋がさらに深まる中、ルリクワガタを探しにブナの濃いポイントへ
 



早速、♂が出てくれた Platycerus depressus
 



これがデプレッススルリクワガタの産卵痕
 



デプレッススルリクワガタ(Platycerus depressus)の♂は、真っ黒というほどではないが、黒色である
 



♀は、腹部が褐色の個体が少なくない Platycerus depressus
 



まだテネラル色なのか、表の甲は茶色がかった個体が散見される Platycerus depressus
 



不思議なことに、材の中に幼虫は少ない。もしかしたら、1年1化(幼虫越冬せず)が基本なのだろうか?
 



既出のセダカオサムシ(Sphaeroderus stenostomus lecontei)が朽ち木の中で越冬中だった。他のオサムシは見かけたことがない
 



樹皮下にいた、ヒメヒラタムシの仲間 Uleiota dubius
 


11月2日  Washington DC, USA



落ち葉がだいぶ堆積してきている
 



デプレッススルリクワガタ♂ Platycerus depressus。蛹室は、常に木目に平行に作る
 



♂は、やはり黒い Platycerus depressus
 



この♀は、腹部が前面手に褐色である Platycerus depressus
 



表側は、茶色っぽい Platycerus depressus。テネラルなのか、もともとの色なのか、活動シーズンになったら分かるだろう
 



この♀は黒に近い濃緑色 Platycerus depressus
 



スズメバチの女王が越冬中。白色の種は小型だが、エキゾチックに映る
 



ホコリタケに居残っていた、テントウダマシ Lycoperdina ferruginea
 



越冬中のホタル(Ellychnia corrusca)が、気温が高くなってのそのそと動き出していた
 


11月8日  Maryland, USA



私有地の森に紛れ込むと、鹿撃ちをしたりしていて、危険である
 



果実だらけの獣糞(獣種不明)にいた、小さなケシキスイ。未同定
 



ナラの立ち枯れ? 倒木? 状態によってはこれも危険
 



その樹皮下にいた、テントウダマシの一種 Phymaphora pulchella
 



マツの樹皮下にいた、既出のセダカオサムシ Sphaeroderus stenostomus lecontei
 



同じくマツ樹皮下にいた、コメツキムシ。未同定
 



同じくマツ樹皮下で、カブトゴミムシダマシの一種を発見 Bolitophagus corticola
 



さらに、小さなホソカタムシも見つけた Namunaria guttulata
 



日本のホソマダラホソカタムシと似た形をしている Namunaria guttulata
 



湖のほとりの湿地の環境
 



そこの倒木を割ると、セスジムシの一種が出てきた Omoglymmius americanus
 



これは、赤腐朽材で見られる、既出の小さなゴミムシダマシ Dioedus punctatus
 


11月9日  Washington DC, USA



秋は、どんどん深まっていく
 



倒木を起こすと、その下に多数の大きなクロツヤムシ(Odontotaenius disjunctus)がいた。集団で見たのは初めて
 



例によって、デプレッススルリクワガタ(Platycerus depressus)の材割採集。♂をゲット
 



この♀は、黒っぽい濃緑色 Platycerus depressus
 



既出のアンペ(アカコメツキの仲間)Ampedus rubricollis
 



既出のゴミムシダマシ Idiobates castaneus。本種は樹皮下で越冬中のところしか見たことがない
 


11月15日  Maryland, USA



ブナの若木の葉はなかなか落ちることがないので、遠くからでも樹種が分かる
 



倒木樹皮下にいた、小さなゴミムシ。Bembidion rapidum?
 



マツの樹皮下で再び見つけた、カブトゴミムシダマシ Bolitophagus corticola。ペアだろうか?
 



マツ樹皮下に多い、赤いクシコメツキ Melanotus communis
 



広葉樹の樹皮下にいた、既出のケシキスイ。未同定
 



この季節にまだキノコで活動中の、既出のオオキノコの一種 Triplax thoracica
 



これは、マキムシモドキという小さな甲虫の仲間 Derodontus esotericus。この仲間には初遭遇
 



同じ樹皮下にいた、小さなヒラタエンマムシ。未同定
 



さらに、小さめのハネカクシ。未同定
 



マツの立ち枯れの樹皮下に潜んでいた、既出のヒラタムシ Cucujus clavipes clavipes
 



既出の小さなキノコ系ゴミムシダマシ(Neomida bicornis)が、数頭固まって越冬中
 



とても綺麗な色をしている Neomida bicornis
 



湖を一望
 



とある赤腐朽材で、ピケウスツヤハダクワガタ(Ceruchus piceus)が運良くヒット
 



待望の♂個体の追加採集である。この個体の顎は立派 Ceruchus piceus
 



♂3♀3と、自分としては大成果 Ceruchus piceus
 


11月16日  Washington DC, USA



ブナの森へルリクワガタ採集へ。もともとクワガタ採集が好きなのである
 



朽ち木の中に多く見られる、ヒラタゴミムシの一種 Platynus tenuicollis
 



落ち葉の下に潜んでいた、デオキノコムシの一種 Scaphidium quadriguttatum
 



朽ち木内の越冬虫の定番、スズメバチの女王。これは、白いスズメバチよりも大型
 



ピケウスツヤハダクワガタ(Ceruchus piceus)も見つけたが、残念ながら幼虫のみ。尻が「ベンツのマーク」なのが特徴
 



その一方、デプレッススルリクワガタ(Platycerus depressus)は、見つかるのは相変わらず成虫が多い。♀個体
 



これは、♂個体 Platycerus depressus
 



平均すると、♂の方が多く見つかる気がする Platycerus depressus
 


11月27〜30日  Cancun, Mexico



妻が再び来訪。感謝祭の休日を利用して、メキシコのカンクンへ観光旅行
 



海岸で見つけた、ヒラタゴミムシの一種
 



砂浜が人工的なせいか、虫は少ない。ゴミムシダマシの一種
 



マヤ文明のピラミッド遺跡、チチェン・イツァー。訪れたい場所の一つだった
 



ピラミッドへのバスツアーの途中休憩時に見つけた、タマムシの一種
 



同じく、ムツボシタマムシの一種
 



これは、帰路の途中で見つけた、横幅の大きなコメツキムシの一種
 



カンクン空港にて。メキシコの装飾品メーカーのブランド・マークはコガネムシ?(名前はカタビロオサムシ?)
 





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